寿司教室「小川」

「見て覚えろ」の世界から「自分で覚えろ」の世界へ。寿司の世界で5年以上かかる基本、知識、技術を短期間で習得するための寿司教室「小川」です。

寿司・刺身上達法
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      上達する上で大事なこと

これは僕の実体験上の話であったり
過去に何百人教えてきて大事だと思うことを紹介します。

◆継続
上達できない人の特徴として
継続が出来ない人が多く感じます。
上達出来ないのでは無くて止めてしまうのです。
初期段階での継続は
とてもしんどいものです。
なぜなら成果がでているのかどうか分からないからです。
皆さんが願うのは綺麗な右肩上がりだと思います。
しかし、実際は曲線的な右肩上がりをするのです。
綺麗な右肩上がり 曲線的な右肩上がり
つまり、最初は継続の成果は少ないのです。
継続して練習していたけれど、ふと自分を見つめなおしたときに嫌気が差し諦めてしまう人が実に多いのです。
ですが、我慢すればするほど継続の成果が表れる構図なので
途中で諦めてしまうことはとても勿体無いのです。

◆失敗をする
僕が何百人も指導してきて常々思うことは
失敗が出来ないことです。
もう少し厳し目な表現で言うと失敗すら出来ないのです。
特に始めのうちは、成功よりも失敗のほうが多いです。
僕は既に子が3人居るのですが毎日失敗を繰り返して正しいことを教えています。
例えば、コップに水が入っている時にひっくり返してはいけない。
大人は至極当然なことですが幼児は知りません。
ひっくり返して、失敗して親が教育するのです。
上達する上でも上級者は当たり前なことですが
初心者は知らないことは沢山あります。
その失敗をなるべく早くしてしまいなるべく早く修正することが大切です。
日本は完璧主義な所があり、プライドが高くて失敗出来ない人も多いのでこの辺りは気をつけるようにして下さい。
失敗が出来ない人の方がむしろ成果が上がらないと思います。
失敗を怖がらないで下さい。

◆他の人と比較しない
私が寿司の世界に入った時、俺って不器用なんだな~て・・・・
魚を卸しても一緒に入った同期の仲間と比較して自分だけが上手く捌けないんです。
他の仕込みも自分だけがとり残されたり・・・・
俺、この世界向いてないんじゃないかって・・・
悩んだこともありました。
そんな時親方に言われた一言で勇気がわきました。
1日ですぐ覚えてしまうのも、3か月苦労してやっと覚えてしまうのも覚えてしまえば同じライン、一緒の事。
「こんなもん数こなしてりゃあ出来るようになるわ大事なことは出来るようになるまでの過程だ」って・・・・
辛い思いして覚えれば覚えるほどその仕事に情が湧き一生忘れない思い出ができる。
1つ1つの仕事に思い出を作っていけ!!
周りの仲間に寿司を作るんじゃない、お客様に寿司を作るんだ!

そして仕事を覚えていきある程度職人として1人前になった時に
隣の芝生は青く見える現象に陥ると思います。
これは僕も経験しましたし、多くの仲間も経験しています(笑)
ですが、実際に隣の芝生に行ってみると青い訳ではありません。
、調理の世界では選択と集中という原則があり集中して注力していない調理人は伸びないのです。
結局、隣の芝生に移っても結果的にどちらも通用しないということになってしまいます。

◆覚悟
努力は結果に比例しませんが覚悟は結果に比例します。

その熱意というか情熱をぜひ注力してください。